他の柱たちもみんな、恋の呼吸を習得したらいいのに
恋の呼吸って、蜜璃ちゃんの専売特許みたいなものでしょ?
人類恋の呼吸化計画が成功すれば、みんなにチャンスがあるはずだ
◯ヴァっぽいこと言ってる……。何その計画?詳しく聞かせてよ
本記事には、鬼滅の刃全集中展 刀鍛冶編・柱稽古編の写真を盛り込んでいます。
人類恋の呼吸化計画とは?
人類恋の呼吸化計画とは、私が考案した「みんな恋の呼吸を習得しようぜ★計画」を指します。
そもそも呼吸とは、鬼退治のために隊士たちが身体能力を高めるために体得した技術です。
炭治郎も日々の修練により、水の呼吸と火の呼吸を使いこなせるようになりました。恋の呼吸を覚えられないわけありません。
実は蜜璃ちゃんは、もともと煉獄さんの継子だったんだ
それは聞いたことある。もとは炎の呼吸を学んでいたんだね
恋の呼吸は炎の呼吸から生まれた
甘露寺蜜璃は、炎の呼吸の継子として煉獄杏寿郎の元で鍛錬を始めます。
しかし、あまりにも蜜璃のオリジナリティが溢れすぎていたため独立。それが恋の呼吸だったのでした。
蜜璃の恋の呼吸は、炎の呼吸から生み出された新たな呼吸。つまり理論上は、別の呼吸から恋の呼吸を生み出せるはずです。
蜜璃ちゃんは、炎から「燃える恋」をイメージしたのかな?
だから他の呼吸からも、恋の呼吸を生み出せると思うの!
恋の呼吸を生み出してみよう
甘露寺蜜璃が炎の呼吸から恋の呼吸を生み出したように、別の呼吸から恋の呼吸を生み出した場合を考えてみました。
蛇の呼吸から「邪恋」
「邪恋(じゃれん)」には「邪」という漢字が付いていることからも分かるように、不道徳や不正な意味を含む恋愛関係を指します。
禁じられた相手との恋愛や、ストーカーのように人として道を外れてしまった恋のこと。粘着質で精神的にもダメージを与えられそうですね。
また「蛇」を「じゃ」と読むことから、蛇の呼吸からの派生にはピッタリではないでしょうか?
同じ恋の呼吸でも、蜜璃ちゃんのとは毛色がまったく違うわ
蟲の呼吸から「恋の蛍」
「蛍の恋」は蛍の光と恋愛を結びつけた表現で、短くはかない恋や、密かに燃えあがる恋をあらわしています。
蛍が夜間に光を放ちながら飛ぶ姿は幻想的で美しく、敵の目をあざむく技として打ってつけかもしれません。
蛍の光のように短くとも美しく命を燃やす姿は、鬼滅の刃の世界観にもマッチしそうですね。
技の演出が美しそう。アニメ映えしそうで見てみたいな
水の呼吸から「水魚之交」
「水魚之交(すいぎょのまじわり)」は中国の古い言葉で、非常に親密で切っても切れない関係性をあらわします。
魚は水がなければ生きられないように、互いに欠かせない存在であることのたとえ。鬼滅の隊士と日輪刀との関係とも言えますね。
長年連れ添った夫婦のように、人と刀が強い絆で結ばれた時に、ものすごい大技が繰り出されるとか出されないとか。
玉壺(上弦の伍)のように、気持ち悪い魚だけは出してほしくない……
霞の呼吸から「恋は盲目」
恋をしてしまって冷静な判断ができなくなり、相手の欠点や周りの状況が見えなくなるという意味を持つことわざです。
敵の目の前に理想の恋愛対象を幻として出現させ、理性や常識を失わせるという戦略で戦えそうですね。
相手が人であれば有効な戦術かもしれませんが、鬼相手に「理性」やら「常識」がどこまで通用するのか、事前に調査は必要でしょう。
相手が善逸だったら、決着は早くつくんだけどね
風の呼吸から「秋風が立つ」
秋は、夏が終わって少し冷たさが感じられる季節であることから、恋愛の終わりや心の冷え込みを暗示する場合が多いです。
今まで仲が良かった関係性が疎遠となることから、近距離攻撃と遠距離攻撃との緩急をつけた戦いが得意かもしれませんね。
普段も冷酷な風柱が、さらに冷淡になると思うとゾッとする……
花の呼吸から「高嶺の花」
山の上に咲く美しい花。その花が非常に高い場所にあるため、簡単には手に入れられないことをたとえた言葉です。
遠く離れたところから、または上空から相手を狙うスナイパーのような長距離攻撃が得意そうですね。
鬼との総力戦でも、欠かせない存在になりそうだね
音の呼吸から「恋愛歌」
「恋愛歌(れんあいか)」とは恋愛をテーマにした歌。特に歌謡曲や詩のことを指します。
初恋の喜び、片思いの切なさ、愛する人と一緒にいる幸せ、そして失恋の痛みや喪失感など、幅広い感情がテーマです。
様々な感情により、技のバラエティも豊かでしょう。攻撃技だけでなく、強化系や回復系のサポート技も充実してそうですね。
3人の妻を持つ天元様。その経験から最高の恋愛歌も生まれそう
雷の呼吸から「一目惚れ」
いつもの善逸だから、彼は習得してるっぽいな
獣の呼吸から「狂恋」
常識を超えた、非常に激しく、狂気に近いほど強烈な恋愛感情を指す言葉。獣(けだもの)の呼吸からの派生としてふさわしいですね。
理性を失い、何かに取りつかれたような状態。まさにバーサーカーやザ・ビーストのように、暴れ回る姿が目に浮かびます。
でも……それっていつもの伊之助か?
岩の呼吸から「思う念力岩をも通す」
強い思いや意志の力があれば、どんな困難や障害も乗り越えることができるという意味のことわざです。
恋愛においては、強い恋愛感情や片思いをあらわす時にも使います。
また強い思いや信念を持ち続け、努力を惜しまないことが重要。技というよりも、隊士としての精神論に近いかもしれませんね。
火の中で念仏を唱え続ける悲鳴嶼さんも、たぶん習得済みだと思う
恋の呼吸のオンパレードで映画化も夢じゃない!
バラエティ豊かな恋の呼吸の数々が見られたよ
私の人類恋の呼吸化計画のおかげだね
中には、すでに習得してそうな人たちもいたみたいだけど……
恋の呼吸の力で、鬼滅の刃が恋愛映画化してくれたら嬉しいな
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