隊士の伝令役としてカラスがいるけど、現実で本当に喋るのかな?
鎹鴉だね。インコなら分かるけど、カラスは聞いたことないなぁ
アニメの世界だもん。やっぱり普通のカラスには無理かぁ
でも、特殊なトレーニングを積めば喋るようになるかもよ?
喋るカラスは実在する
『鬼滅の刃』に登場する鎹鴉は、入隊時に各隊士に与えられる鳥。特殊な訓練を受けており、喋ることが可能です。
聞いた言葉だけでなく、時には見た状況を的確に伝えることも。遠く離れた場所から伝令を運ぶ頼もしい仲間ですね。
喋る鳥と言えばインコやオウムを思い浮かべる方が多いはず。しかし、実は喋るカラスも存在します。
普通のカラスがなぜ喋るのか?
Youtubeで実際に喋る姿が見られるね
私の知ってるカラスは喋らないのにどうしてだろう?
発音器官が優れている
人間の声帯のように、鳥も鳴管という発音器官を持っています。そのため、カラスも多様な音を出せるのです。
一般的な鳥の場合、2種類の鳴き声を使い分ける程度。しかしカラスの場合は、40種類のバリエーションを持ちます。
優れた発音器官によって、実は意外とカラスもお喋り上手だったことが分かりました。
高い知能を持っている
皆さんは、ゴミ捨て場をカラスに荒らされた経験はないですか?対策を立てても被害がおさまらないという悩みをよく耳にします。
それもそのはず。カラスには小学校低学年レベルの、高い知能があると言われているのです。非常に頭が良い動物ですね。
そのため、耳にした言葉を理解したり、状況を把握する能力も備わっているでしょう。
トレーニングを積んでいる
日本で生まれ育った人間が英語を上手に喋るためには、トレーニングが必要になりますよね?
同じように、いくら優れた発音器官や頭脳を持っているカラスでも、人語をマスターするためには訓練が欠かせないはずです。
Youtube動画のカラスはきっとレアケースでしょう。鎹鴉たちは、きっと隊士たちと同様に過酷な訓練を積んだに違いありません。
鎹鴉のトレーニング法を考察
アニメのようにペラペラ喋るにはやっぱり特殊な訓練が必要だろう
立派な鎹鴉になるためのトレーニング方法を考えてみよう
人間との共同生活
赤ちゃんの頃から人間と共同生活したカラスの方が、きっと言葉を覚えるのも早いはず。人間との強い絆も結ばれそうです。
衣食住を共にする内に、人間の価値観も自然と身につくのではないでしょうか?
たまに鎹鴉が上から目線で言ってきますが、もしかしたら自分はカラスではなく人間だと思い込んでるのかもしれませんね。
ただひたすら会話トレーニング
どんなカラスも初めは人語を話せないはずです。根気強く、ただ地道に話しかけてみましょう。
発語が遅かったり、教えたはずの言葉の間違いがあるかもしれません。しかし感情的にならないように、優しく接してください。
日常会話ができるようになったら、絵本の読み聞かせも良いですね。きっと感受性を育てたり、語彙力アップに効果的です。
舌の筋力トレーニング
カラスが多様な発音をするためには舌の筋力の増強も必要。そのための舌筋トレーニングとして、食事制限法を考案しました。
制限と言っても、食事の種類や量ではなく容器に着目。例えばミルクを入り口の細いビンに入れると、舌を使って飲ませられます。
この方法なら食事を摂りながら効率良く筋力アップが可能なはず。欠点は、頭の良いカラスが容器を割って飲むことくらいですね。
鎹鴉のトレーニングは根気が必要!
トレーニングはカラスだけでなく人間も根気が必要だ
カラスを世話して育成する「育手」にも感謝しなきゃ
その中で選ばれた一握りが鎹鴉になれるんだろうな
たまに喋りすぎてうるさく感じるけど、エリートカラスってわけね
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